登頂前に富士山の天候をチェックしよう。登山ルート別に考える「天候対策」と「豆知識」

忠霊塔と富士山 富士山
河口湖から見える富士山

富士山に登りたいけど、天気やコンディションが心配…

天候をしっかりチェックして安全対策を万全にしたら楽しい登山ができるよね!

富士山は誰もが一度は憧れる山です。日本一の山「富士山」の雄大な景色を楽しむためには、天候の予測は欠かせません。登山ルートや山頂の気温・天候などをしっかり予測しておくことで忘れられない素晴らしい冒険となることでしょう。

富士山に関してWikipediaはこちら

登山ルート別気象

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登山ルートは次の4つです。それぞれの気象を確認していきましょう。

富士宮ルート

【2025年2月26日(水)14:00観測】

観測ポイント気温雨量
富士山頂(3,776m)
6合目6,05℃0,0
2合目1,1℃やや多め

御殿場ルート

【2025年2月26日(水)14:00 観測】

観測ポイント気温雨量
富士山頂
七合四勺−12,5℃0,0
新五合目−0,1℃0,0
一合目3,4℃0,0

須走ルート

【2025年2月26日(水)14:00観測】

観測ポイント気温雨量
富士山頂0,0
八合目0,0
五合目−0,6℃0,0
一合目−6,8℃0,0

富士吉田ルート

【2025年2月26日(水)14:00観測】

観測ポイント気温雨量
富士山頂0,0
八合目−11,10,0
五合目0,0
一合目−0,7℃0,0

山頂などの気温や雨量は随時確認して無理のない登山を楽しみましょう。

富士山豆知識

富士山に登る上での知識はとても重要です。次の4つのことについて覚えておきましょう。

雷の危険性について

雷

富士登山でもっとも怖いものは、「雷」です。夏の富士山では多く発生し、落雷を避けるためには屋内に入ること以外に有効な方法はありません。登山口5合目から山頂まで避難場所が極めて少ないので要注意です。登山中に雷に遭遇しないよう事前の準備や計画が大切!

富士山の気象の特徴

富士山山頂
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富士山は、標高3,776メートルの独立峰。5合目などの山麓と山頂とでは天候や気温に大きな差があります。さらに天候が急変することもある。山頂は夏でも真冬並みの気温となる。平地より山頂は25℃も気温が下がります。

登山の服装

山頂の気温は、地上よりも25℃低いです。服装、装備品は以下のものを参考にしてください。

スパッツ:登山靴や靴下をぬかるみや砂ほこりから守る。

登山靴:足首を覆うもの。防水処理が必要。

ザック:サイズは30リットルくらい。

レインウエア:防寒着にもなる。上下セパレート。

登山のルール

登山道は登りが優先:狭い登山道では原則として登りが優先!お互いに譲り合いの心で。

ゴミは捨ててはいけない:富士山にゴミ箱はありません。美しい富士山を保つために、持ち込んだものは持ち帰ることが鉄則です!!

誘導ロープには触れない:登山道には登山者が道に迷わないように誘導ロープを設置しています。誘導ロープが緩んだり、ロープ支柱が倒れたりすると登山道を外れ、危険個所への侵入や遭難の原因になるため、誘導ロープに触れないで。

登山を楽しむためには、綿密な準備がカギです!山の天気をしっかりとチェックし、ルールを守って素晴らしい登山体験をしてくださいね。

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